冬のお風呂場がひんやりして寒い…!ユニットバスを快適に使う方法
2017.12.11
寒い冬の夜、疲れて帰宅したあとに浸かる湯船は気持ちがいいものですが、その前に気になるのが、お風呂場の寒さではないでしょうか。
脱衣所で服を脱ぎ、バスルームに一歩足を踏み入れると、冷気が体にまとわりついて寒さを感じずにはいられません。
ここ十数年で定番となったユニットバスの場合、昔ながらのタイル張りのお風呂場に比べて寒さは和らぎますが、それでもやはり真冬の時期には寒さを感じることもあるでしょう。
一体なぜ、ユニットバスにしていても寒さを感じてしまうのでしょうか。
今回は、ユニットバスが寒い理由と、冬でも快適にお風呂に入る方法をご紹介します。
目次
冬のユニットバスが寒い理由とは?
ユニットバスで寒さを感じる一番の理由は、窓から入り込んでくる冷気です。
一戸建て住宅の場合、お風呂場に窓を設置している家庭が大半だと思いますが、わずかな隙間から冷気が浴室に入り込みます。
とくに換気のために大きな窓を取り付けているという家庭では、冬場に感じる寒さは大きくなるでしょう。
また、お風呂場の位置が北側に配置されている場合も、ユニットバスの寒さを感じやすくなります。家を設計するときには、日当たりのいいところにリビングなどを配置するケースが多いため、お風呂場が北側になって浴室内が冷えやすくなるのです。
冬でもユニットバスを快適に使う方法
1. 風呂のフタを開けたまま高温で給湯して浴室内全体を暖める
冬の冷えたユニットバスを暖めるためには、浴槽にお湯を溜める際に工夫をしましょう。
まずは給湯の温度を47~50℃程度の高温に設定します。そして、風呂のフタを開けたまま給湯スイッチを入れればOK。熱いお湯を浴槽に入れることで、ユニットバス全体が暖まりやすくなります。
浴槽内に浸かるときには、水を足してほどよい温度に調節することを忘れないようにしましょう。
2. 換気扇を消してシャワーで浴槽にお湯を溜める
浴槽にお湯を溜めるときには、浴室内の給湯口や蛇口からお湯を出す方が多いと思いますが、浴室全体を効率よく温めるのならシャワーを使う方法がおすすめです。
シャワーで浴槽内にお湯を溜めるときの湯気によって、ユニットバス全体が暖まりやすくなります。このとき、シャワーの温度を47~50℃程度に高く設定することがポイントです。また、お湯を溜めるときに床や壁にもシャワーを当てると、さらに暖かさがアップします。
3. 暖房機能付きのユニットバスにリフォームする
ユニットバスを暖めるための方法として、脱衣所にヒーターを置いておくというアイデアもありますが、暖房機能つきのユニットバスにリフォームするというのも1つの方法です。暖房機能をつけることでお湯の消費量を抑えることができ、浴室内をシャワーやヒーターなどで暖める手間が省けます。スイッチ1つですぐにユニットバスが暖まるので、バスタイムのリラックス気分もより一層高まることでしょう。
「冬にユニットバスが冷えるのは当然」といって寒さを我慢していると、風邪を引きやすくなったり、ヒートショックが起こったりする可能性があります。 健康を守るためにも、寒さ対策をしっかりと行ってバスタイムを快適に過ごしましょう。
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