お風呂に乾燥機がついているとよい理由とは
2021.11.24
お風呂の乾燥機にはたくさんのメリットがあります。これからマイホームを検討中の方、賃貸物件をお探しの方どちらにとっても「乾燥機」というキーワードで家探しをすることをおすすめします。
目次
部屋の景観を損ねることなく室内干しができ、短時間でもしっかりと乾かすことができます
浴室乾燥機を利用すれば、部屋の景観を損ねることなく短時間で洗濯物を乾かすことができます。
洗濯物の干し方は、日当たりのよいベランダなど外に干す「天日干し」が数年前までは当たり前でした。
しかし今はライフスタイルが変わってきただけでなく、花粉やPM2.5の影響などで室内干しが多くなってきています。
平成28年度末の内閣府の消費動向調査によると、乾燥機付き洗濯機や浴室乾燥機の普及率は59.1パーセントにもなっています。
そのため、乾燥機の利用によって天日干しをしなくても洗濯物が早く乾く時代になりました。
また、新築の場合、浴室乾燥機が標準装備されていることも多くなってきています。
浴室乾燥機を使うことで、部屋干しよりも部屋の見た目が気にならず、また乾燥機付き洗濯機で乾かすよりもしわになりにくいということがメリットです。
さらに、
- 脱水を長めにする
- 間をあけて洗濯物を干す
- 乾きにくいものを温風吹出口の下に干す
- 洗濯物を干す前に換気モードで浴室内の湿気をなくしておく
といった工夫により3時間で洗濯物を乾かすことができるので、ぜひ実践してみてください。
換気をしつつ温風によって水分を払うので、浴室をより早く乾燥させることができ 、カビ予防になります
浴室のカビ掃除の手間をなくす方法をご存知ですか。
入浴後の水切りや拭き取りを念入りにすることは、手間のかける内容が変わっただけなのであまり意味がありません。
では、カビとさよならする最善の方法とは何なのでしょう?
カビは湿度60%以上でジメジメしていて室温も高く、エサのある場所を好んで発生します。
浴室は、湿度も温度も高いだけでなく、カビの栄養源となるアカや石けんやシャンプーなどのすすぎ残しもあり、カビにとってはとても発生しやすく増殖しやすい環境です。
そのため、お風呂にカビを生えさせない為には、入浴後に浴室乾燥機能で換気をし、浴室全体を乾燥させることが一番の方法と言えるでしょう。
「換気+温風」という究極の乾燥方式なら、一年中カビが生えにくくなります。
換気をしながら温風を出すことにより、浴室全体からスピーディーに湿気を取り除くことができるためです。
さらに、湿気による浴室の周りの腐食も防げるので、家を長持ちさせることができるという嬉しいメリットもあります。
実際、浴室乾燥機はカビ予防に関する効果は実験でも証明されています。
洗濯機の置き場所と浴室が近いことが多く、洗濯機から出した洗濯物をすぐに干すことができます
今、洗濯物は花粉やPM2.5の影響もあり、外には干さずに浴室乾燥機を利用した部屋干しをする時代になってきています。
浴室は洗濯機から近いことが多いので洗濯物をすばやく干すことができます。
入浴後に洗濯物を浴室乾燥機で乾かせば浴室のカビを防ぐこともできますし、部屋の見た目も気になりません。
また、ジーンズやニットの陰干しにも最適です。
電気代は1時間使用で平均34円ほどになりますが、
- 夜間の電気料金が安いプランを利用して夜間に使用する
- 部屋干しと併用する
- 気温の高い昼間に使用する
- 浴室の水分をよくふき取ってから使用する
- フィルターを掃除する
といったちょっとの工夫で大幅に節約することもできます。
洗濯機が浴室の近くにあるとこんな風に洗濯がとても便利になるのです。
入浴前に浴室を温め、服を脱いで浴室に入ってもひんやりせず、寒い日のヒートショックを防げます
寒い日の入浴、寒い浴室には、思わぬ危険が潜んでいることをご存知ですか。
冷えた浴室から熱めのお風呂に入るというのは、急激な温度変化による“ヒートショック”を引き起こす可能性があります。
ヒートショックは、急激な温度変化が、血圧を急激に上昇させたり下降させたりして、心臓や脳に過度の負荷をかけるために、失神や、ひどい場合には心筋梗塞などを引き起こすことです。
このヒートショックによる死亡数も後を絶ちません。そのため、寒い日の入浴には寒さを我慢するのではなく、その寒さへの対策が必要です。
最も手っ取り早く、かつ優れた対策となるのが、”浴室暖房を設置する”ということです。
浴室暖房を入浴前に入れておけば、浴室全体が暖まるので、熱めのお風呂に入る時の急激な温度差がなくなります。
浴室での寒さ対策、およびヒートショック対策に、浴室暖房機の設置をぜひ検討してみてはいかがでしょう。
さまざまな用途が期待できる浴室乾燥機
浴室乾燥機には暖房機としての効果もあります。
洗濯物の乾燥だけでなく冬場のヒートショック対策として暖房の利用が可能です。
家事の時短はもちろん、命を守るために設置をおすすめします。
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