お風呂をリフォームすると節約になる?その理由を教えます
2021.11.24
ガス代や電気代、水道代など、月々の高い光熱費に頭を悩ませている方も多いことでしょう。これらすべてを使用する家の中の場所と言えば、お風呂です。ここではお風呂をロフォームすることで節約になるか、について解説します。
目次
保温機能のある湯船はガス代や水道代が節約できる
- お風呂に入る人が多くお風呂を使っている時間が長い
- お風呂に入る人が少ないが入る時間が空く
- 夜に入り翌朝も入る
こういった生活スタイルのご家庭は保温機能のある湯船にすると光熱費の節約が期待できます。
保温効果の高い浴槽は、魔法瓶の水筒と同じ構造です。
浴槽の中に入っているお湯の温度変化が少なくなるよう、浴槽と風呂ふたに断熱材が入っています。
これにより、浴槽内のお湯の温度が急激に低下するのを防げることがメリットになります。
また、お風呂には「自動保温機能」が備わったタイプがあります。
自動保温機能とは、設定したお湯の温度を保つために自動で細かく追い焚きをするものです。
温度が少し下がったら自動で設定温度まで温めなおしてくれて、一定の温度を長時間保つことができるという優れもので、少量のガスで温められ、ガス代の節約に繋がるということは意外にもあまり知られていません。
さらにお湯を足す回数も減るので水道代も節約できるというメリットもあります。
ただ生活スタイルによっては追い焚きの方が経済的な場合もあるので、生活に合った湯船を選びましょう。
シャワーを一時的に止めておくことのできるスイッチのついた水栓で節約する
手元に”ON/OFFスイッチ”のついたシャワーヘッドを見たことはありますか。このタイプは大幅に節水ができるということでじわじわと人気が広がっています。
お風呂のシャワーを使用すると、1分間に約10リットルの水が流れていきます。
お風呂掃除で10分使えば100リットル、また、家族4人が入浴時にシャワーを10分ずつ使用すると400リットルにもなります。これは大きめの浴槽いっぱいにためた水の量と同じかそれ以上となります。
しかし、節水シャワーを使用すると約35%の節約になり、これに加えて手元にON/OFFスイッチのついたシャワーヘッドを使用することで、こまめに水を止めることができ、さらに13%の節水にもなります。
つまり、トータルで48%の節水が可能になり、水道光熱費も大幅に削減することができるのです。
気密性が高く外気が侵入しにくいユニットバスは光熱費が節約できる
温かさを保ってくれるユニットバスにリフォームすることで、ガス代などの光熱費が大幅に削減されることがあります。
現在では、下記のように浴室の空間全体の断熱性能を高めたユニットバスがたくさん存在しています。
- 気密性が高い
- 外からの冷気が浴室内に侵入しにくい作り
- 床面に断熱材を重ねる
- 断熱防水パンを組み合わせることで冷気を遮断
などの工夫により、浴室自体の保温性が非常に高くなっています。断熱材で床や壁、天井全体を包み込むような仕様にできる商品もあります。それにより追い炊きの回数や時間が削減でき、大幅な光熱費の節約につながります。
入り心地はそのまま、給水量を減らすことができ、水道代を節約できる節湯タイプ
節水機能に優れたバスタブやシャワー等に切り替えることでランニングコストが大幅に削減することが可能です。
風呂のリフォームについては本体価格や工事費などに目が行きがちです。しかし、節水タイプの浴槽に変えることで水道代を大幅に節約することができます。
例えばマルチステップ型のバスタブに切り替えた場合、16×16サイズで毎回20リットルの節水が期待できます。これは年間ではバスタブ約25杯分の節水に相当します。
料金体系が明瞭で実績が豊富で対応がスピーディーで相談しやすい専門業者に依頼して検討してみましょう。
浴室乾燥機でカビを予防して時間を節約する
天井や壁の高い所のカビ退治に苦労している方は少なくないでしょう。
カビをどうやって掃除するかではなく、どうすれば生えないかを考えることで悩みは解決できます。
湯船にお湯を沸かし、シャワーで温水を出すお風呂は、温度も湿度も高くなってしまうので当然カビが生えやすくなります。
さらに石けんやシャンプーなどの成分が残っているとカビのエサとなり増殖の原因になってしまうので注意が必要です。
カビの発生は見た目も悪く、また、アレルギー反応を起こす場合もあり、体にも悪いため絶対に避けたいでしょう。
発生したカビを掃除するのはとても手間がかかって大変なのに、油断するとまたあっという間にカビは生えてしまってとても厄介です。
そんなカビの発生しやすいジメジメの時期に重宝するのが「浴室乾燥機」です。
浴室乾燥機で浴室を乾かすことによりカビの発生を抑え清潔に保つことができます。
カビが発生しないということはカビ掃除にかけていた時間も手間も必要なくなるので、魅力的なことです。
最新のお風呂リフォームがあらゆる節約につながる
お風呂に最新式の湯船と浴室乾燥機を装備させるリフォームを行うことで、
- 光熱費の節約
- カビ予防
- 洗濯物を乾かすことができる
という3つの利点があります。
コストはかかりますがそれ以上のメリットはたくさんあります。ぜひ前向きに検討してみましょう。
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