電気? ガス? 覚えておきたい家庭用オーブンの種類とメリット
2017.06.08
パンやグラタン、クッキーやケーキなどを作るのに欠かせないオーブンですが、トースターや魚焼きグリルなどで代用できてしまう料理も多いため、自宅にオーブンがないという方も少なくありません。
しかしオーブンは、自宅で本格的な料理やお菓子作りに挑戦するならぜひとも備えておきたい道具です。
そこで今回は、「今は持っていないけど、オーブンを使った料理・お菓子作りにも挑戦してみたい」という方に向けて、覚えておきたい家庭用オーブンの種類や、それぞれのメリットをご紹介いたします。
家庭用オーブンの種類
家庭用オーブンには、「電気オーブン」「ガスオーブン」の2つの種類があります。
その名の通りそれぞれ電気・ガスを使用して料理を熱するのですが、使用時の手間や焼き上がりに多少の差があるため、自分の使用頻度や用途に合わせた種類を選ぶことが大切です。
電気オーブンとガスオーブンそれぞれのメリットは以下の通りです。
・電気オーブン
電気の熱で料理を焼き上げる電気オーブンは、ガスオーブンに比べるとコンパクトなものが多く、火を使わないため安心して使用することができます。また、電気を使うことで比較的全体に熱が回るため、オーブンを使った経験がない方でもムラを少なく焼き上げることが可能です。
電子レンジと一体型になっているものも多く、レンジとオーブンの両方を導入しようと考えている場合、コストを抑えられるのも嬉しいポイント。
ただし、コンパクトな分庫内の面積も小さいため、大皿料理や高さのあるパンなどを焼きたい方には使いづらい可能性もあります。また、予熱に時間がかかり、ガスオーブンに比べると多少火力に劣ることも覚えておきましょう。
・ガスオーブン
火を使って料理を焼き上げるガスオーブン最大のメリットは、火力の強さです。電気オーブンに比べて予熱や焼き上がりが早いため、短時間で料理を仕上げることができます。
また、焼き上げる際に水蒸気が発生するため、料理を乾燥させることなく仕上げられるといったメリットも。強い火力と水蒸気で、ケーキのスポンジやパンなどはふっくらと、パイやお肉の表面はパリッと仕上げることができるのです。
しかし、ガスオーブンはサイズが大きいため、新築やキッチンリフォームの際にビルドインタイプを導入していないと、後から購入・設置するのが難しい場合も。また、オーブンにつなぐためのガス栓が余っていないと、せっかく購入しても使用することができないため注意が必要です。
電子レンジやトースター、炊飯器といったそのほかの調理グッズに比べると、少し高価なオーブン。購入する際は、電気オーブンとガスオーブンそれぞれの特徴をしっかりと把握し、自分の調理スタイルに合ったものを選ぶことが大切です。
オーブンを使って焼き上げた料理やお菓子で、日々の食事をより豪華なものにしてみましょう。
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