給湯器からの水漏れ！ 考えられる原因3つと対策方法

「給湯器から水漏れしているため、対応方法を今すぐ知りたい」と考えていませんか。比較的多いトラブルとはいえ、実際に起こると焦ってしまいますよね。結論から述べると、水漏れの対応方法は原因で異なります。いずれにせよ、焦らずに対応することが重要です。このページでは、給湯器から水漏れする３つの原因とそれぞれの対応方法を紹介しています。給湯器から水漏れしている方は、トラブルを拡大させないため確認しておきましょう。

水漏れの主な原因3つ

給湯器から水漏れする主な原因は以下の通りです。それぞれの対策と併せて解説します。

経年劣化によるもの

水漏れの原因で最も多いのが、給湯器内部の部品の劣化です。特に、ゴムパッキンの劣化が多いといえます。経年劣化によりゴムが弾力性を失うと、硬くなって隙間ができてしまいます。これにより、給湯器から水が漏れるのです。給湯器の使用開始から、7年以上経過すると起こりやすくなるといわれています。基本の対応は部品の交換です。例えば、ゴムパッキンが劣化している場合は、ゴムパッキンを交換します。ただし、他の部品も経年で劣化している恐れがあるため、給湯器の交換も検討したいところです。

整備不良

給湯器の設置から間もない場合は、整備不良が疑われます。ここでいう整備不良とは、設置時の取り付けミスあるいは工事ミスです。具体的には、配管をうまく接続できていないため、水漏れしているなどが考えられます。実際に水漏れが起こるタイミングはさまざまです。設置後すぐに水漏れするケース、設置から少したってから水漏れするケースなどがあります。いずれにせよ、設置から間もない場合は、工事を行った会社へ相談するとよいでしょう。原因によっては、無料で修理してもらえます。

長期間使用を休止していた

給湯器を、長期間、使用していなかったことで水漏れすることもあります。旅行から帰ってくると水漏れしていたなどが該当します。水漏れする理由は、給湯器内部の圧力が高まるためです。これにより、水抜き栓から水が漏れ出ます。この場合、給湯器内部の圧力を下げるため水を抜いているので、基本的には問題ないと考えられます。通常通り運転できることを確かめましょう。水漏れが続く場合や排出される水の量が多い場合は、念のため給湯器を扱っている会社で相談してください。

給湯器から激しく水漏れしていたら……

給湯器から水漏れする原因とその対応方法を紹介しました。「経年劣化が原因のときは部品の交換」「整備不良のときは工事を行った会社へ相談」「長期間使用を休止していたときは運転して様子を見る」がおすすめの対応です。以上を基本の対応としつつ、水漏れが激しい場合などはガス栓を止めるなどの対応をしましょう。自分で対処しきれないと感じる場合は、給湯器を扱っている会社への相談をおすすめします。無理をしてトラブルを拡大させないことが重要です。