うなり音がする給湯器をそのままにしておくことによるデメリットとは

給湯器

うなり音がする給湯器をそのままにしておくことによるデメリットとは

給湯器のうなり音が聞こえているという方、そのまま使い続けていませんか実は、対策を行わずに使用し続けることでさまざまなデメリットがあるんです。時に危険な場合もありますので、しっかりと正しい知識を持つようにしましょう。

給湯器を使っていると、ある日突然「ブーン」や「キーン」と異音が鳴ることがあります

「最近給湯器から変な音がするのですが放っておいてもいいのですか」
「給湯器のトラブルは日頃の音で分かることもあるのですか」
という疑問をお持ちの方が少なからずいます。

給湯器は家の中の給水設備にお湯を供給してくれる大事な機具です。
それでありながら何ヶ月、何年もの間放ったらかしで、日常の点検など行わないというご家庭が大多数ではないでしょうか。

しかし日頃何ともなかった給湯器から、突然今まで聞いたこともない音が聞こえてくるケースは珍しくありません。
例えば「キーン」といった音がしているのに気付くことがあるでしょう。
給湯器は機械ですので壊れることもありますし、寿命も当然のことながらあります。
突然発生した異音がトラブルの兆候である可能性もあるので、慎重に対応する必要があると考えてください。

まず小さな爆発音なら不完全燃焼を疑いましょう。
「ピー」という音ならファンモーターの故障の可能性があります。
また「キーン」という音なら配管内の圧力急上昇という場合が考えられるケースです。

このような異音を聞いたら即座に給湯器の電源を切ることを心がけてください。
そして

  • ガス臭くないか
  • エラー表示は無いか
  • 排気口は正常か

などをチェックします。
そしてガスの臭いがすれば専門業者に相談しましょう。給湯器の故障が部品の劣化が原因の場合は、部品交換をすることでトラブル解消ができます

何年も同じ給湯器を使っていれば、いつかトラブルが起きます。事前に知っておくことで、安心安全に給湯器を使い続けることができるでしょう。まずは、部品の劣化による故障だった場合について解消法を解説します。

経年劣化で部品が故障した場合

この場合は、部品を交換することで解決できます。修理という手もありますが、新品に交換したほうが安心です。また交換と言っても大がかりな工事ではなく、コストも日数もかかりませんからスムーズに対処してもらえます。

そもそも、給湯器の寿命は一般的に10~15年程度と言われています。もちろんメーカーによって異なりますが、10年使えばトラブルが起こりやすくなります。そのときは当然交換が必要ですが、ガス給湯器の場合は交換に最多価格帯で12~16万円(機器代込み)かかってきます。さらに日数もかかりますから、一時的に給湯器が使えなくなってしまうことも。部品交換の場合も、純正部品となれば高くなりやすいですが、給湯器の交換に比べると安く済ませることができるでしょう。早めの対処が必要不可欠です。

故障の種類はさまざま

小さなトラブルの場合、なかなか気づきにくいのが難点です。しかし異音がした場合、大体の人は「もしかして故障では?」と気づくでしょう。特に注意したいのが「キーン」や「ブーン」といった音です。異音は機械が壊れる音であることがほとんどなので、何年給湯器を使用しているか考え、もし10年以上使っている場合は、修理よりも交換を検討したほうが安全でしょう。

ちなみに、「ピー」という音はファンモーターの故障の可能性があり、「キーン」という音は配管内の圧力急上昇のケースが考えられます。もしこのような音がした場合は、臭いはしないか・エラー表示はないか・排気口は問題ないかなどを確認してみてください。

給湯器の異音には敏感になるべし!

先ほども述べたように、給湯器の異音は要注意です。基本的に故障の前兆なので、異音がした時点で業者に相談してください。音の種類については前述していますが、もう少し詳しく解説しましょう。

【ゴーッ/ピーピー/ポコンポコン】
キーンという音も含みますが、これらの音がした場合は危険性が高いので、給湯器の使用を一旦ストップしてください。給湯器は屋外に設置していることが多いため、どうしても異音に気づきにくいと言います。それでも家の中まで聞こえるくらい変な音がする場合は危険な状態ですので、すぐに業者に問い合わせましょう。


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