ガス給湯器の電気代について紹介！電源は常に付けていても良い？

ガス給湯器を使う際、どれくらいの電気代がかかっているのか気になっている方も多いのではないでしょうか。具体的にどれくらいかかるのか、何に電気を使用しているのかなどについてご紹介しましょう。
電源はこまめに消したほうが良いのか、付けっ放しでも変わらないのかについても役立ててみてください。

ガス給湯器にかかる電気代はどれくらい？

ガス給湯器といえば、ガスを使ってお湯を沸かすのだから電気は使わないと考えている方が多いようですが、実際には様々な場面で電気を使っています。

まず、蛇口を開けると水が流れてくるわけですが、この流れは電気を使う水量センサーと呼ばれるもので感知されているのです。更に、ガスを燃やすための空気を送るための装置や火花を発生させるための措置なども電気を必要とします。
お湯の温度を調整するセンサーや操作パネル、水の流れる量を調整するための水量制御弁も電気で動いているので、電気代がかかります。

具体的な金額についてみていきましょう。
オンモードの場合、消費電力は8Wほどとされています。電気代を1kWhあたり27円で計算した場合、計算式は「8W÷1000×24時間×365日×27円」となり、1,892円です。1ヶ月あたり158円ほどかかることになります。

電源は常につけていても問題ないか

常にガス給湯器の電源を入れっ放しにしている場合と都度消す場合では、やはり電源を入れっ放しにしているほうが電気代はかかります。オンモードの消費電力は8Wほど、年間の電気代は1,892円ほどだとご紹介しましたが、電源をオフにした場合の待機時消費電力は平均して6W程度であり、年間の電気代は1,419円ほど、差額にして472円ほどです。

「こまめに消すのは面倒だしそれくらいの差なら付けっ放しでも良い」という方もいれば、「少しでも節約したいから毎回消そう」という方もいるでしょう。価値観によっても変わりますが、できれば都度消したほうが良いです。

最新のガス給湯器の方が便利では安い

電気代を安くしたいと考えているのであれば、古いタイプの製品で都度消しすることを考えるよりも、新しいタイプの製品に交換することを検討したほうが良いです。中には、電源を落としていた場合に4W以下の待機時消費電力しかかからないような製品もあります。古い給湯器を使っている場合は買い替えも検討してみてはいかがでしょうか。