セルフで簡単! 便座が割れてしまったときの応急処置&交換方法
2017.05.08
古くなった便座に長時間座ったり、勢いよくフタを閉めたりした拍子に便座が割れてしまうことは決して少なくありません。
割れた便座をそのまま使用していれば、ケガなどの思わぬアクシデントに繋がってしまうことに。
そこで今回は、トイレの便座が割れてしまったときに備えて覚えておきたい、応急処置や交換の方法を詳しくご紹介いたします。
瞬間接着剤は効果なし!
便座が割れてしまった際、交換するまでの応急処置として瞬間接着剤を使用する方もいますが、あまり効果は期待できません。
仮に一度は接着できたとしても、再び体重が掛かればすぐに割れてしまいます。
その際、便座の割れた部分に太ももやお尻の皮膚が挟まり、ケガに繋がってしまう可能性も……。
一旦の応急処置としては、布テープを何重かに巻き付けておくのが効果的です。
ただし、保温機能などのついた温水洗浄便座の場合は火災の原因になりかねないため、電源を抜くなどの対策を行うようにしてください。
便座の交換は意外と簡単
トイレの便座の固定方法は非常にシンプル。そのため、セルフでも案外簡単に交換することができます。
まずは便座を持ち上げて、便器の裏側から固定部分を覗いてみましょう。便器の裏側に、便器と便座を固定しているナットが見えるはずです。
ナットやパッキンを外したら、跡は便座をとり外し、新しいものと付け替えればOKです。
便器のサイズを測ろう
セルフで便座を取り替える場合、注意しておきたいのが「大きいサイズ」と「標準サイズ」の違いです。便座のサイズは、便座取り付け穴から便器の先端にかけてが「47cm前後」と「44cm前後」の主に2種類。ホームセンターなどに行く前に、一度しっかりと測っておくと間違いなく便座を購入することができますよ。
また、メーカーによって便座を固定するボルトの長さが異なるため、便座取り付け穴がある部分の便器の厚みも調べておくと安心です。
取り付けも簡単!
便器のサイズを測ったら、ホームセンターなどで自宅の便器に合うサイズの便座を買ってきましょう。
便座の取り付け方法はいたって簡単。ボルト2本を取り付け穴に差し込み、ナットを回してしっかりと固定するだけでOKです。
便座が割れてしまったら、事故やケガを防ぐためにも早めに交換することが大切です。
今回ご紹介したように、シンプルな便座なら簡単に取り外し・取り付けを行うことができるため、早めの対処を行いましょう。
ただし、ウォシュレットの温水洗浄便座を交換する場合は、止水栓を留めて分岐金具を取り外すといった作業があるため注意が必要です。
便座の取り付け部分を確認してみて「難しそうだな」と感じた場合は、トラブルを招かないよう専門の業者にお願いすることをおすすめします。
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