トイレをリラックスできる空間にするためには照明の色がポイント
2017.11.22
トイレは家の中で、最も清潔で心地よい空間にしておきたいもの。
賃貸マンションやアパートの場合、トイレの照明は備え付けのままにしている方も多いでしょう。しかし、「トイレの雰囲気に合っていない」「落ち着いた空間がつくれていない」といった問題点も。実は、トイレの空間の雰囲気を決めるのは“照明”なんです。
そこで今回は、トイレの照明の選び方と種類についてご紹介していきます。
トイレにおすすめの照明の選び方
トイレに合う照明は、一般的に白熱灯が挙がります。その理由として、トイレの照明は他の部屋の電灯と比べて、つけたり消したりという行為の頻度が高いことが考えられます。
つけたり消したりを繰り返すと、蛍光灯の場合はランプの寿命が低下してしまいますが、白熱灯は長持ちしやすい特徴があります。
また、白熱灯はトイレの排泄物がよく見えます。排出物は健康のバロメーターともなるので、状態や色がしっかり分かるように選ばれているのです。
他にも、寝ている間にトイレに行きたくなることも多いでしょう。深夜に利用することもあるトイレは、まぶしすぎる照明だと目が冴えてしまいなかなか寝付けないということも。白熱灯は、明るさの調節を簡単にすることができるので深夜に利用することを考えて、少し暗めにしておくのがおすすめです。
空間作りは電球の種類にこだわるのがポイント
先述したように、一般的には白熱灯の利用が多いのですが、トイレの雰囲気や空間作りを大切にしたいという方には、電球にこだわってみてはいかがでしょう。
電球の色には、「電球色」「昼光色」「昼白色」の3つがあります。
3つの電球のそれぞれの特徴についてご紹介します。
・電球色
落ち着いた雰囲気にしてくれる、温かみのあるオレンジ系の色が特徴で、深夜にトイレに行った際も目が冴えにくいです。
電球色は廊下や階段、お風呂、寝室に用いられることが多くリラックスしたい空間に使われていることが分かります。
やわらかい雰囲気で心地よいトイレにしたい方は、電球色がおすすめです。
・昼光色
白っぽい色味で、太陽光に最も近く私たち人間にとって身近な光の色といえます。
一般的に勉強や仕事部屋、クローゼットなどに用いられる電球なので、トイレにはあまり利用されることがありません。
・昼白色
さわやかな印象を与えてくれる、青みがかった明るい色で目の届きにくい部分もしっかり見ることができます。
昼白色は、とくに日常生活で主に使う部屋や化粧室、脱衣所など見やすい空間に使われることが多いです。
トイレの清潔感を高めたいという方やユニットバスの方は、昼白色を選ぶと良いでしょう。
ひと口に、トイレの照明といっても3つの電球があります。電球は、使う目的に合うようにつくられているので、使う場所や作りたい雰囲気に合わせて選ぶことが大切です。
家の中でもトイレは、唯一1人になれる個室なので、心地よい空間づくりに挑戦してつくみてください。
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